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2008/10/10 Fri 23:18
やまのい和則メールマガジン 第1174号
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やまのい和則の
「軽老の国」から「敬老の国」へ
第1174号(2008/10/10)
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一向に進まぬ肝炎対策
〜救える命を救うのが政治〜
メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
予算委員会の一週間が終わりました。
わかったことは、麻生総理は、
ほとんど前向きな政策の答弁をしないことです。
私は丸三日間、予算委員会室で、
麻生総理の答弁を聞き続けました。
しかし、ざっくばらんの性格とは裏腹に、
答弁は、官僚の原稿を丸読み。
「やはり、政権が代わらないと
自民党の総裁がかわっただけではダメだ」
と、痛感しました。
解散総選挙はによる投票は、
11月23日くらいか、あるいは来年か。
五分五分くらいでしょう。
しかし、
「いい加減にそろそろ選挙をやるべき」という世論が、
これから高まると思います。
そんな中で、さる10月7日火曜日の夕方に、
久しぶりの民主党「肝炎対策本部」会合を開きました。第29回。
薬害肝炎問題の和解を勝ち取るために、
29回も開いてきたのです。
今回は、家西議員、長妻議員、れんほう議員などと共に、
薬害肝炎原告である福田衣里子さんも参加。
厚生省の肝炎担当者から、
最近の肝炎対策の最新報告を聞きました。
しかし、びっくりしました。
6月から4ヶ月ぶりに開いた肝炎対策本部。
最大のポイントは、この四月から始まった
肝炎患者へのインターフェロン治療の医療費助成の実施状況と、
29万人のフェブリノゲン(薬害肝炎を引き起こした薬)
の投与患者への告知についてです。
医療費助成は、民主党案は月1万円で
インターフェロン治療を受けられるようにという案でしたが、
与党の審議拒否にあい、法案は通らず、
結果的には与党案の月5万になりました。
しかし、高くてインターフェロン治療が進んでいないようなのです。
6月の会議で、厚生省担当者は、
「インターフェロン治療の医療費助成の4月の実態は9月にわかります」
と発言しました。
しかし、今回、説明を求めたところ、
「まだ実態調査の結果は、わからない。
いま都道府県の調査結果を回収中」とのこと。
「9月に結果が出ると4ヶ月前に言ったではないか。
だから、今回、忙しい中を肝炎対策本部を開いたのに」と言うと、
「都道府県からまだ回答が集まらない」と厚生省の担当者。
では、
「いつ結果がわかるのか。自己負担が高すぎて、
インターフェロン治療が進んでいないという苦情を聞いている。
一日も早く実態を把握して、高すぎるなら下げるなどの措置が
必要ではないか」と、私。
しかし、「いつ結果が出るかはわかりません」と担当者。
そこで、
「都道府県に調査票を出して、回答の締め切りは
何日になっているのですか?」と、私が質問すると、
回答は、「締め切りは、特に書いていません」とのこと。
「ええっ、調査依頼をして、回答の締め切りを書いてないの?
今日は、調査結果を聞くために長崎からわざわざ福田さんも
来てるのに」と、長妻さん。
担当者は平然と「締め切りは書いていません」。
「普通、調査依頼をしたら、締め切りは書くでしょう。
なぜ、締め切りを書かないの?」と私。
「理由は特にありません」と、担当者。
会議の参加者は、50人くらい。一同、あ然。
つまり、調査する気がないのです。
自己負担が高くて進んでいないから、
調査結果を選挙前や国会開会中には出したくないのでは?
と、疑いたくなります。
また、原告の福田衣里子さんが、
「舛添大臣は昨年の10月に国会で、
『29万人のフェブリノゲンを打たれた患者を草の根
わけても一人残らず探し出し、毒を打たれたわけだから、
患者に告知する』と答弁されましたが、何人に告知がされましたか」
と質問。
担当者は、
「1万1000人への投与が確認され、
そのうち6000人に告知がされました」と回答。
「『29万人に草の根分けても、告知する』と言ってから
1年経つのに、まだ6000人ですか」と、
福田さんもショックを受けておられました。
そして、
「今後、29万人に告知するメドは立っていない」と、担当者。
まあ、舛添大臣が国会答弁で、カッコいいこと言って、
その後、実行していないのです。
その後、厚生省の担当者が退室してから、
福田衣里子さんが、このたび長崎2区において
政治活動を始める決意を話されました。
「薬害を放置して、人の命を奪うのも政治。
しかし、救うのも政治であることを、今までの戦いで感じた。
今の政治は、強い者ばかりでやっている。
弱い者が政治の世界に入る必要がある」
と、福田さんは思いを語られました。
それにしても久しぶりに開いた肝炎対策本部。
悲しいほど、肝炎対策は進んでいません。
日に120人、年間4万人が肝臓がんや肝硬変で亡くなっています。
救える命を救うために、頑張らねば、と改めて痛感しました。
以上でメールマガジン終わります。山井和則
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