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2007/12/24 Mon 00:31
やまのい和則メールマガジン 第1043号
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やまのい和則の
「軽老の国」から「敬老の国」へ
第1043号(2007/12/23)
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◆◆ 原告・被害者の望む害肝炎被害者一律救済法案を!
−福田総理は薬害肝炎被害者と会って、話を聞くべきー◆◆
メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
今日、福田総理が「薬害肝炎被害者の一律救済の法案」
を提出すると表明しました。
そのことについて、私の意見・感想を書きます。
また、実は、このニュースを聞く前に、
今朝、怒りを感じながら書いたメルマガも後半につけます。
一律救済の法案と言っても、実際には、原告の期待の法案、
つまり、国の責任の明記、真相究明、薬害の再発防止につながる法案
にならない可能性も高い。
よって、原告が望む一律救済の法案を
本当に与党が作るのか否かを見極めなければなりません。
(1)一律救済は、原告や民主党がかねてから主張してきたことなので、
福田総理が議員立法を出すと表明されたことは、
一歩前進と受け止めています。
(2)ただ、それならば何故20日に一律救済の政治決断を
福田総理がしなかったのかよく分かりません。
立法に任せるのではなく、
本来、国が政治決断すべきことではないでしょうか。
(3)与党の 法案の中身を見てみないと、
原告が主張する一律救済の内容の法案なのか違うのか
判断できません。
私としては、国の責任を明記し、
真相究明や再発防止につながる法案にすべきだと考えます。
(4)まず、福田総理は早急に原告の方々と面会し、
被害の切実さを聞くべきです。
以下、福田総理の表明を聞く以前に今朝、書いたメルマガです。
◆今日23日日曜日も、朝から多くの番組が薬害肝炎訴訟の問題を
取り上げていました。この問題は薬害肝炎の問題のみならず、
いかに福田政権が、「官僚主導」であり、政治決断ができない
内閣であるかを如実に示しています。
政治家は、批判を恐れず、リスクを負ってでも、決断するがゆ
えに政治家なのです。そして、その決断が国民から支持されな
ければ、その政治家が次回は落選するのです。
にもかかわらず、福田総理は、今回の薬害肝炎訴訟では、全く
リーダーシップを発揮せず、官僚の言われるままの和解案しか
出しませんでした。消えた年金問題も、薬害肝炎も、福田総理
にとっては、他人事のようです。
舛添大臣も二度、薬害肝炎の原告・被害者と面会されました。
やはり、直接会って、肉声で被害の厳しさを患者さんやご遺族
から聞かないと、薬害肝炎の深刻さは理解できません。
話はさかのぼりますが、消えた年金問題での自民党の参議院選
挙での公約違反がいま、問題になっています。私は参議院選挙
の当時から、「1年以内に消えた年金の全額支払い、全面解決」
などという自民党のチラシは、無責任だということを批判して
いました。
しかし、安倍総理や与党議員は、「最後の一人まで、チェックし、
支払うことを約束します」と連呼していました。しかし、消えた
年金問題の専門家である長妻議員や内山議員と話をするといつも、
「そんなに解決は簡単ではない。そんな無責任なことを実態調査
もせずに、安倍総理はよく言えるね」と私たちは話していました。
もちろん、根拠があるなら、「最後の一人、一円まで払う」と約束
したほうがよいに決まっています。しかし、根拠もない、実体も把
握していないのに、選挙のためだけに、「意気込み」を連呼するこ
とは許せません。
何が与党と民主党の最大の違いなのか。それは、被害者の声を聞い
ているか否か。被害の実態をわかっているか否かです。私の尊敬す
る長妻議員は、何年も前から、「消えた年金」の被害者の相談に乗り、
相談の手紙を受け取り、涙を流しながら、消えた年金の真相解明と
補償に取り組んでこられました。内山晃議員は、社会保険労務士と
して、長年、専門家として、消えた年金の相談に乗ってこられました。
私もこの二人の議員には全く足元にも及びませんが、「消えた年金
相談」の民主党の窓口として、数百通の消えた年金相談の手紙、
メール、ファックスを受け取り、相談電話も私の事務所には数多く
かかってきています。ただ、私や民主党だけの力で、お一人お一人
の個別の相談に対して、解決できるわけではないのでは、非常に申
し訳なく思っています。
つまり、民主党は、被害者の切実な声を連日、連夜聞きながら、消
えた年金の解決策を練り、消えた年金補償法案を策定し、国会質問
も行ってきたのです。しかし、安倍前総理や与党議員は、あまり被
害者の声に耳を傾けていなかったのではないでしょうか? 民主党
は、小沢代表が「消えた年金」被害者の声を聞く勉強会にも参加を
されましたし、何度も被害者と会っておられます。
このことは、薬害肝炎についても全く同じです。小沢代表は、3月
の薬害肝炎被害者の方々の厚生労働省前の座り込みに、激励に駆け
つけて以来、何度も被害者・患者の方々と会っています。菅さん、
鳩山幹事長などは、何度も何度も被害者と会って、直接話を聞いて
います。民主党議員は、薬害肝炎の被害者のみならず、肝炎の患者
の方々のヒヤリングも、肝炎対策本部の会議(過去25回開催)で、
何度も行ってきました。
やはり、政治の主人公は国民です。政治の主人公は苦しんでいる当
事者です。その当事者に会わずして、当事者の悲鳴を聞かずして、
正しい政治決断もできるはずがありません。
逆に、そのような厳しい声を聞きたくないと逃げて、問題の深刻さ
を理解しようとしないなら、
さて、そんな中で、薬害肝炎について、与党で心配な動きがありま
した。
自民党総務会長の記者会見(21日)で、総務会での次のような発
言が報告されたそうです。
「特に肝炎問題について、大変一方的な発言がテレビニュースの報
道を通じてなされているが、これらの点は、党でもよく精査した上
で、しかるべき対応を党の執行部で、という強い意見があった」と、
総務会のメンバーである自民党幹部が発言。
総務会長は「十分精査した上で対応したい」と答えたそうです。
薬害肝炎問題で国民の批判が高まり、支持率が低下しているのは、
マスコミ報道に問題があると言わんばかりの議論です。実際、この
記者会見のあと、明らかに国寄りのニュースを流すニュース番組も
出てきました。
こんな話を聞くと、「もう政権交代しかない。この国の長期政権は
末期的だ」と、思わざるを得ません。
薬害肝炎の被害者の涙ながらの声を報道した番組は、「偏向報道」
になるのでしょうか?
逆に、1万人以上の被害者を出しながら、未だにその責任を認め、
被害者に謝罪もしない、和解のための政治決断もしない政治のほう
が、よほど国民の命を軽視した「偏向政治」ではないでしょうか?
以上で、メールマガジン終わります。山井和則
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