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2007/12/23 Sun  16:26
やまのい和則メールマガジン 第1042号

Sunday, December 23, 2007 9:06 AM
やまのい和則メールマガジン 第1042号



   。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆
      やまのい和則の
        「軽老の国」から「敬老の国」へ
             第1042号(2007/12/23)
   。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆

 ◆◆「金は払えど、責任認めず」
    −薬害肝炎をお金だけで解決しようとする国の無責任さー◆◆

  メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
  このたび、薬害肝炎訴訟の和解が決裂しました。

  私は、この薬害肝炎の問題というのは、今の福田内閣が、
  人間の命や弱者を、どのように考えているのかを知る 
  非常に象徴的な出来事だと思います。

 ◆今回の和解協議で一貫して、被害者つまり原告はお金ではなく、
  フィブリノゲンやクリスマシンを投与して、
  肝炎に感染させたことに対する責任と謝罪を求めています。

  にもかかわらず、
  国はごく一部の期間を除いて、責任は認めず、
  趣旨不明の20億円を 原告・弁護団に基金の形で丸投げして、
  「好きに使ってくれ」と言っているのです。

  1万人以上の罪も無い患者にC型肝炎を感染させ、
  すでに多くの患者を死亡させ、多くの患者を病に苦しませ、
  家庭や人生を崩壊させているにもかかわらず、
  ごく一時期しか、国は責任を認めていません。

  つまり、責任をほとんど認めていないということは、
  今後も薬害が再発する可能性があるのです。

  ここで真相究明と責任の明確化をしないと、
  エイズ、薬害肝炎に続いて、今後も薬害は繰り返されます。

 ◆この点について、
  肝炎訴訟の原告の一人である福田衣里子さんが、
  ブログで下記のように書いておられます。

  私が説明するよりも彼女の肉声を読んでもらったほうが
  よいと思いますので、転載させていただきます。

  彼女は、出産時にクリスマシンという血液製剤を投与されて、
  C型肝炎に感染。肝炎は20年くらいの潜伏期間があるので、
  20歳のときに発病し、死を覚悟しました。

  その後、インターフェロンを苦しい副作用に悩みながらも受け、
  若者で初めての実名原告になられました。

  彼女の背後にいる数百人いや数千人の20歳代の
  薬害肝炎被害者の代弁者として、発言し、戦っておられます。

  多くの若者や就職差別、結婚差別などを心配し、
  実名で訴訟を戦うことができません。

 ◆彼女のブログ、
  http://blog.livedoor.jp/ennriko555/

  から、以下、転載させていただきます。
  今日のメールマガジンはこれで終わります。

 ◆「先日、国側から出された和解案が、
   基金という形のお金を吊り上げる案でした。
   私たち原告は、お金の事は一度も行ったことがないのに、
   金額だけ、何段階かに分け、吊り上げ、

  「こんだけ譲歩しているのに、原告さんも、
   少しは譲歩したらどうなんですか?」という案です。

  私たちは、一貫として、
  「現在原告である被害者を救済する枠で、
   一人当たりの和解金を下げてでも、現在原告で無い被害者も、
   同じように、救済してください。」主張しています。

  各党議員は、線引きはおかしいといってくれています。
  やはり、その裏にいる官僚の力はおおきいんですね。
  矢面に立っている国会議員をいくら変えても、
  その中を変えないとだめなのかも、知れません。

  いろんな、思惑、保身、法務省などのメンツをかけて、
  命の切り捨てに全力をかけている影に隠れた人間こそ、
  表に出てきて、正々堂々と、
  「なぜ、線引きなき救済ができないのか」を説明して頂きたいです。

  正義が勝つか、メンツが勝つか。
  もし、命の時間を分け合えるなら、そうしたい。
  家族や、大切な人が、苦しんでいたら、そう思うでしょう。

  しかし、それは不可能。
  私たちは、この裁判を通して、
  これまで、苦しんできた被害者の時間を取り返すことも、
  失われた命をよみがえらせることも出来ません。

  この裁判を通して出来ることは、
  本当に「せめてもの事」だけです。

  その、せめてもの事すら、出来ないでいる。
  その自分の力無さが、歯がゆいです。

  政府が見捨てても、
  私たちは、取り残される被害者を見捨てて、
  自分たちだけ裁判を終えるわけには行きません。

  当たり前の事ですが
  命に、人生に、値段はつけられない。
  まだ、そのことをわかってくれないの
  あきらめません。

  2年前、治療中に撮影された
  日テレのドキュメント2005の続編として、
  私のドキュメント番組が明日、といっても、
  日付が変わってしまいますが、25時50分ごろから
  30分番組で放送されます。

  【タイトル】
  NNNドキュメント'07 
     「続・奪われた夢 薬害肝炎 エリコの闘い」
  [ステレオ]
  【放送日時】
  12月24日(月)1:50〜2:20
  【番組HP】
  http://www.ntv.co.jp/document/

  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ☆やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ☆
   (2007/12/23 読者数 3612 [同内容のメルマガ合計 4139])

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