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2006/10/08 Sun  21:29
山本たかし 蝸牛のつぶやき 2006年10月8日号

Sunday, October 08, 2006 5:47 PM
山本たかし 蝸牛のつぶやき 2006年10月8日号



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 参議院議員(大阪府選挙区・民主党)
   山本孝史の国会活動日誌 「蝸牛のつぶやき」 
     2006年10月8日(日)号
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安倍総理の衆参本会議での代表質問が終わり、衆院の予算委員会での質疑に移
りました。「しっかり」を連発するのですが、何を為すのかが語られません。
東アジア外交を「未来志向」で語りつつ、戦争について「歴史が決める。政治
家は謙虚であるべきだ」と、自分の考えを述べません。戦後生まれの53歳を強
調し、「占領下に押し付けられた憲法は変えたい」。そのことだけは明確に伝
わってきました。


■ 山崎章郎さん、山本美和さんとお話しして

足掛け3年の取り組みが実り、「自殺対策基本法」が06年通常国会で成立。そし
て、自殺予防に向けての政府の総合的な対策を支援する「自殺予防総合対策セン
ター」が、都下小平市の国立精神・神経センターに開設され、10月6日の開所式
に招待されました。

その前日、「明日は小平だね」と秘書に語りかけた時、「小平? そうだ、桜
町ホスピスに行ってみよう。山崎さんのケアタウン小平も行ってみたい」と強
く思いました。こんな急な思い付きに、山崎章郎さん(ケアタウン小平クリニ
ック院長)や山本美和さん(聖ヨハネホスピスケア研究所)らが応えてくださ
いました。ありがとうございました。

そして、昨日8日、日本死の臨床研究会から会誌が届きました。私も長年の会
員ですが、なかなか大会等には参加できずにいます。
昨年の山口大会での柏木哲夫さんの特別講演「社会運動としてのホスピス」を
読みました。『ホスピスは「死の医学化」へのアンチテーゼとして出発した』
との言葉に、若いころに、死についての著作を読み、講演会に出かけたことを
思い出しました。ミシガン州立大学でも「死の教育」の講座を受講し、もっと
研鑽を深めようと思っていたところ、国会議員に転身して、中断したままにな
っています。

緩和医療、終末期医療が注目を浴びるなか、もう一度、「死は医学的出来事で
はなく、社会的出来事である」ことへの理解を広めるための取り組みを行いた
いと思います。

「国民医療費が巨額になる。尊厳死を法制化すべきだ」と声高に主張する国会
議員がいます。尊厳死の法制化を求める前に、なぜ死の臨床で尊厳が守られな
いのか。その原因を究明することが先決だと思います。


◆◇◆ 今週の「なんでやねん!?」 ◆◇◆

* 福岡市での3児死亡飲酒追突事故のあと、取締りが強化されました。警察
官による路上での飲酒・酒気帯び検査、飲酒店や同乗者に対する教唆・幇助罪
の適用、保育園児の列にわき見運転で突っ込んだ死傷事故では、補充捜査も行
われています。飲酒状態ではエンジンのかからない自動車の開発、道路構造の
見直しなども。ようやく動き出した飲酒運転対策。これこそ「しっかり」やっ
てください。私も、この流れをつかみたいと思います。

* 7日夜のETV特集「なぜ医師は立ち去るのか?地域医療“崩壊”の序曲」
を見ました。市長や町長は、大きな病院を建てれば、医療は守れると思ってい
ます。しかし、実際に必要なのは、身近なところで診療をしてくれる「かかり
つけ医」「総合医」の存在です。「診察室が2つしかないから、医師は2人で
十分だ。医師が辞めれば、また補充すれば良い。公立病院の人件費が経営を圧
迫するから民間に売却する」。こうした行政担当者の発言からは、どんな地域
医療を行っていこうとしているのかの理念がまったく感じられません。予防を
重視するという厚労省が、地域での予防医療の担い手である医師の離脱を傍観
している。大きな病院への集約を図る。時代は、施設から地域ではなかったの
でしょうか。ハードからソフトへ。行政担当者の意識改革と、住民に熱く語り
かける情熱が欲しいものです。


◆◇◆ 今週の「がんちゃん日誌」から ◆◇◆

* 「国会がん患者と家族の会」の世話人会が発足しました。自民・民主・公
明・共産・社民の衆参5人ずつ、合計10名で世話人会を構成します。最初の仕事
は、11月25日のパネルディスカッション「最善の抗がん剤治療を受けたい!」
(東京ウイメンズプラザ。午後1時から4時半)になります。詳細が決まり次第、
申し込み方法等をお知らせします。

* 10月1日、国立がんセンターに「がん対策情報センター」が発足。同センタ
ーのホームページも稼動し始めました。盛りだくさんの内容ですが、精査し、
何が不足しているのか、どこをもっと判り易くするのかを指摘していくのも、
がん患者の役割ですね。10月15日の埴岡健一さんの講演「がん情報センターの
評価と改善」を楽しみにしています。

* 10月3日の筑紫哲也の「ニュース23」。IT社長の藤田憲一さんが、痩せて
はいるが、元気に全国を駆け回っている姿を見せてくれました。緩和医療を受
ければと思いましたが、それも彼の選択。あの気力は見習わないといけないと
痛感。4日は40歳以下の「若年性乳がん患者」の悩み。これまで気づかなかった
ことをいっぱい教えてもらいました。


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・発行者: 山本たかし(参議院議員・大阪府選挙区選出・民主党)
・ホームページ http://www.ytakashi.net/
・ホームページには、「蝸牛のつぶやき」のバックナンバーも掲載。
・ご意見、ご感想、「何でやねん!?」はこちらへ mailto:office@ytakashi.net
・購読中止は  http://www.kaijo.com/

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